反独裁民主主義同盟幹部のウェーン・トーヂラーガーン氏は16日、カッティヤ・サワディポン少将が地方の住民に対して施している軍事訓練と同盟とは一切無関係である事を確認した。
発言の中でウェーン氏は、サコンナコン県やシーサケート県、ムクダハーン県を訪問した際に、赤服軍団関係者から、カッティヤ少将の配下の軍関係者等が住民を誘い込み武器を使用した軍事訓練を施しており、また一部の県では軍事訓練終了後に「政府に対する攻撃に使用しろ。但し、それにより逮捕されても一切関知しない」と言われて4発の爆発物が訓練参加者に支給されているとの情報が多数寄せられている事を明らかにした上で、カッティヤ少将に対して事実関係を確認すると共に同盟・赤服軍団の方針に反する活動を展開している理由を明確にするよう要求した。
また、幹部のウィーラ・ムシッカポン氏は、カッティヤ少将がタクシン元首相の方針であると偽って住民を軍事訓練に誘い込んでいる事を明らかにした上で、このような行動は同盟の方針に反するだけでなく、政府側に対して自らの墓穴を掘るに等しい行動であると非難した。
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