コム・チャット・ルゥク紙によると、警察犯罪防止取締局は13日、タイ国際航空の女性客室乗務員に対する強盗未遂容疑でローイエット県出身のタクシー運転手の男(34)をバンコクのパヤータイ区内の路上で逮捕した。
被害にあった女性によると、10日夜に帰宅の為にタクシーに乗ったところ、暫くしてから意識が朦朧としてきたため運転手に車を止めるように要求したが、それを無視された為走行中にも拘わらずドアをあけ車から飛び降り通行人助けを求めたという。
女性によると、運転手が運転中にしきりにエアコンの通風口に手をかざしていたという。また、乗車した際に運転手の挙動に不安を感じ、恋人宛にショートメッセージでタクシーの登録番号を伝えておいたおかげでスピード逮捕に結びついたという。
逮捕されたタクシー運転手は、新年に友人が持ってきたヤーバー1錠を使用した事はあっても、これまでにタクシー運転手として一度も問題を起こした事がなく、何故このような罪を着せられたのか理解出来ないと供述しているという。
警察側は、男を麻薬使用の容疑で身柄を確保した上で、車内から押収された薬物の解析結果を待って監禁等での立件を視野に捜査を進める方針であることを明らかにした。
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