プゥア・タイ党下院議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は3日、既に旧タイ・ラック・タイ党幹部のスダーラット・ゲーユラパン女史との対立が解消されている事を確認した。
2日に開かれた党会議終了後に過激な言葉を使用してスダーラット女史を非難していたチャルゥム警察大尉によると、下院議員団長及び不審任決議案審議追究チームリーダーの立場が確認された前日の党会議終了時点で既に両者間の対立が解消されていたのだという。
発言の中でチャルゥム警察大尉は、二度と党内を混乱させることが無い事を約束すると共に党の職務効率向上の為にバンコクの地盤を三分割しそれぞれに責任者を配置する事で合意に至っている事を明らかにしたが、この三分割が自分の息子に出馬の機会を与える為のものであるとの穿った見方がされている事に関しては、自分の息子をバンコクの選挙区から出馬させる考えは一切無いと語り強く否定した。
また、チャルゥム警察大尉は、党首に就任する考えが無い事を再確認した。
しかし、前後してスダーラット女史系のバンコクグループに所属するウィチャーン・ミーンチャイヤナン氏は、党執行部の承認を得られていないバンコクの選挙区を三分割するという案についてコメントする事は出来ないと語り、言外にチャルゥム警察大尉とバンコクグループとの間にバンコクの票田を巡るわだかまりが依然存在している事を臭わしていた。
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