反独裁民主主義同盟は31日、プラユット副陸軍司令官が2月4日から14日にかけてクーデターの実行を画策しているとの情報を得ている事を明らかにした。
2月4日から14日にかけて公務で海外を歴訪するアヌポン陸軍司令官に代わり、プラユット副陸軍司令官が期間中の司令官代行を務める予定になっているという。
同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は、2月4日から14日にかけてプラユット副陸軍司令官を首謀者とするクーデターが計画されているとの情報を得ている事を明らかにした上で、同盟側が取り組む3段階の対抗措置により国民側が勝利し、クーデター計画は失敗に終わるとの考えを示した。
3段階の対抗措置には、クーデター実行前、クーデターの進行中及びクーデターの終了後の3つのフェーズに応じた全国の赤服軍団による県庁舎や軍基地の包囲、サナームルワンでの大規模集会等の行動が組み込まれているという。
また、同盟は、2月2日にクーデター計画に対するスタンスを問い糾すために空軍本部前で集会を開催する他、来週中に幹部のアリスマン・ポンルゥアンローン氏やスポン・アッターウォン氏を中心にした赤服軍団が土地局や森林局、検事総局を訪れカオヤイ・ティヤンやカオ・ソーイダーオに於ける不法占拠問題の進捗状況を問い糾す方針である事を明らかにした。
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