反独裁民主主義同盟幹部のアリスマン・ポンルゥアンローン氏は14日、自らを拉致するために情報要員に尾行させていた政府を非難した上で、報復措置としてアピシット首相及びステープ副首相を追跡するチームを組織するよう赤服軍団に要請した。
アリスマン氏は、14日に身柄を確保した、自らを尾行していた官邸付きの情報要員が、政府から赤服軍団に心理戦を仕掛ける事を意図した幹部を拉致する為の4つのチームの組織を命じられていたとの証言が得られている事を明らかにした上で、かかる重大な人権侵害行為に対してアピシット首相とステープ副首相は責任を免れる事が出来ないと指摘した。
その上でアリスマン氏は、政府に対して早急にかかる振る舞いを止めるよう訴えると共に、赤服軍団に対して政府側が赤服軍団側にしたのと同様な仕打ちを政府に対して返す準備を進めるよう訴えた上で、法に従い民主主義奪取の為に闘っている幹部の身に万が一何かが起きた場合は赤服軍団が結束して政府の打倒に取り組むよう要請した。
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