カーオソット紙によると、ウドンターニー県の警察当局は8日、昨年11月に48歳の女性が殺害された事件に絡んで、殺害を依頼した容疑でウドンターニー・センター病院の調理室長の50歳の女を逮捕し、依頼を受け殺害を実行したグループの行方を追っている事を明らかにした。
問題の事件は、昨年11月17日以降に女性の所在が不明になったとして大韓航空の客室乗務員の娘(26)を初めとする親族が警察に捜索願が出した事により発覚したもので、これまでの調べで11月17日夜に複数人がバーントゥアン郡内の警察官住宅から女性を拉致し、また自宅のベッドから女性のものと思われる血痕が確認されていた。
警察によると、殺害された女性はバーントゥアン郡警察署に所属する巡査部長の第3夫人で、逮捕された女は同じ職場で働く巡査部長の第1夫人と親しく、巡査部長や第1夫人を交えて酒を飲み交わしている内に巡査部長と親しくなり5年以上前から共に暮らすようになっていたが、その後に第3夫人として巡査部長と共に暮らすようになっていた女性との間で口論が絶えなかったという。
女は取り調べに対して、昨年10月に知人に女性を殺害する実行グループの手配を依頼し、11月17日に女性を拉致した上で殺害、遺棄し、合計で6万バーツを実行グループに支払ったと供述しているという。
タイの地元新聞を読む