各報道によると、麻薬防止取締警察局は9日、チェンラーイ県メー・ファー・ルワン郡内在住の36歳の男を販売目的で麻薬を所持していた容疑で8日にバンコクの路上で逮捕し、ヤーアイス11.9Kg(末端価格約2,400万バーツ)や観光ガイド証、観光客保護活動ボランティア証等を押収した事を明らかにした。
調べによると、北部の大物麻薬密売組織から麻薬の運搬を請け負っていると見られる、中国人観光客相手の観光ガイドとして働いている男が、組織からの依頼で大量の麻薬を取引先に引き渡すためにバンコクに向かっているとの情報に基づき、警察側がバンコクのバンコクノーイ区内のアルンアマリン通り上を走行中だった男の車の捜索を行い、車のトランクの中にあったカーステレオ用部材の箱に詰められていたヤーアイスを発見した。
男は取り調べに対して、北部の大物ヤーアイス密売組織から20万バーツの成功報酬で雇われてバンコクの取引先に引き渡す為にヤーアイスを所持していた事を認める供述を行っているという。
男によると、これまでに3回に渡って移動ルートや移動方法を変える等の方法で取引先に引き渡すためにバンコクにヤーアイスを運搬していたという。
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