反独裁民主主義同盟幹部でプゥア・タイ党所属議員のヂャトゥポン・プロームパン氏は23日、アピシット首相による政府結成一年間の成果発表に先駆けて、タクシン元首相の暗殺計画の存在やカンボジアに対する3段階の報復措置の計画の存在を窺わせる9つの外務省の秘密文書を公開した。
また、一連の秘密文書の公開が国家の安全保障を脅かす違法行為であると指摘されている事に関しては、そもそも法の手続きに反した内容が秘密文書に記されており、そのような違法な文書が法的な保護を受けるいわれは無いとした。
ヂャトゥポン氏によると、秘密文書内の政府の安定を脅かす主要な要因であるタクシン元首相をエリミネートするべきであると記されたくだりは、明らかにタクシン元首相の暗殺を意味しているのだという。
また、カンボジアとの関係に関しては、タイとカンボジア間の協力関係を遅延させることやカオプラウィハーン遺跡周辺地域を初めとしたしたカンボジア国境線への兵力増強を含む程々に強硬な手段から最も強硬な手段に至る三段階に渡る報復戦略に関する詳細が記されているという。
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