反独裁民主主義同盟幹部でプゥア・タイ党議員のヂャトゥポン・プロームパン氏は19日、前日に公開したタクシン元首相の暗殺計画の存在やカンボジアへの内政干渉を窺わせるガシット外務大臣からアピシット首相に向け提出された秘密文書は正真正銘の本物であるとした上で、ガシット外務大臣やアピシット首相がこの秘密文書に関する事実関係の確認を避けるようであれば、全部で9部で構成された新たな秘密文書を公開する考えである事を明らかにした。
尚、18日の時点ではヂャトゥポン氏は、新たな秘密文書を21日に公開すると発言していた。
新たに公開する予定の秘密文書は、反独裁民主主義同盟の打倒を指示した事やタクシン元首相の司法案件関連の指示等が記されている、衝撃の新事実を白日に晒す事に繋がる強力なものだという。
これに先立ち、ヂャトゥポン氏は18日、政府がカンボジアの内政に干渉し、戦争の準備を進めていたことや、タクシン元首相の司法案件への介入、同元首相の暗殺を計画していた事を窺わせる外務省から入手したというガシット外務大臣からアピシット首相に宛てた秘密文書を公開し物議を醸していた。
特にタクシン元首相の暗殺関連のくだりでは、全ての問題の元凶であるばかりか、政府存続の脅威にもなっている同元首相の2009年末迄の"エリミネート(カジャット)"が必要。もし年内が不可能であれば2010年4月にエリミネートするべきであると記されていたという。
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