反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は8日、10日に開催が予定されている集会に外国人労働者が紛れ込むのを阻止する為に、10万バーツの懸賞金をかけて集会に紛れ込んだ外国人労働者の摘発を集会参加者に呼びかける方針である事を明らかにした。
先にヂャトゥポン氏は、同盟側が外国人労働者を動員しているとのステープ副首相の指摘に対して、同盟の信用失墜を狙うために外国人労働者を動員して集会に紛れ込ませようとしているのはステープ副首相側であると反論していた。
一方、赤服軍団シンパのカッティヤ・サワディポン少将は8日、先にアヌポン陸軍司令官が旧パクトンチャイ基地に所属していた退役レンジャー部隊員の集会合流を阻止する為に、退役レンジャー部隊員で構成された3つのクラブに対して総額3,000万バーツの福利厚生費が支給される予定になっていると発言していた事に絡んで、これまでの調べで3,000万バーツは民主党から陸軍司令官宛に預けられたにも拘わらず、実際に3つのクラブに支給されたのは500万バーツのみで、残りの2,500万バーツが使途不明になっている事を明らかにした。
また、カッティヤ少将は、8日現在約600人のレンジャー部隊関係者が警護の為に集会に合流する予定になっている事を明らかにした。
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