反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は4日、政府側が同盟及び赤服軍団の信用を失墜させる為に、外国人労働者を動員し10日に開催が予定されている同盟の集会に紛れ込ませようとしていると指摘した上で、仮に事実であった場合は集会が長期化し収拾不能な状態にまで過激化する事になると警告した。
これに先立ち、ステープ副首相は、同盟側がカンボジア人を初めとする外国人労働者を動員し集会に参加させようとしていると指摘した上で、仮に事実であった場合は同盟に対して法的責任を追及する事になると警告していた。
発言の中でヂャトゥポン氏は、労働省及び治安関連機関が中心になってサムットプラーカーン県やサムットサーコン県等の漁業関連事業者に対して5,000人を目標に外国人労働者の動員を強要し、これまでに1,082人の外国人労働者が確保されており、集会が開催される10日13:00に政府側が同盟の信用を失墜させる為に外国人労働者を集会会場内で摘発した旨発表する計画になっている事を明らかにした。
また、ヂャトゥポン氏は、仮に年末年始期間中にステープ副首相の発言通りに爆破が発生し、その罪を同盟・赤服軍団側になすりつけるような事があれば、年明け後の早い時期に大規模集会を開催する事になると警告した。
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