アロンゴン副商務大臣は7日、タイよりもカンボジアの国益を考えているタクシン元首相と元法律顧問のノパドン・パッタマ氏が国籍の変更を希望するのであれば代わりに手続きを進める用意があると終始冷静な表情で語った。
これは、同日朝にサケーオ県アランヤプラテート郡内のカンボジアとの国境検問所周辺の視察を行った際に記者団に語られたもので、アロンゴン副商務大臣は対カンボジアの外交レベルの引き下げ措置は、タクシン元首相を顧問に据えただけでなく、タイの司法制度を非難すると共に同元首相の身柄引渡要請を拒否する意向を表明しタイを侮辱したフンセン首相に対する正当な報復措置であると指摘した上で、カンボジアの利益を擁護する発言を繰り返しているタクシン元首相やノパドン氏がタイ以外の国籍への変更を希望するのであれば、代わりに変更手続きを行ってあげることが出来ると語った。
一方、ノパドン氏は、自らが外務大臣だった時代にカオプラウィハーン遺跡周辺の国境線の保護及びカンボジアによる同遺跡の世界遺産登録阻止に向け全力を尽くしてきた事を強調した上で、先のアロンゴン氏の国籍変更発言により名誉を傷つけられたとして来週中に民事・刑事両面から訴訟を提訴する考えである事を明らかにした。
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