プゥア・タイ党のヨンユット党首は15日、16日に前陸軍司令官のヂラデート・カチャラット大将の党合流を正式に発表する予定である事を明らかにした上で、今後続々と知名度のある人物が党に合流する見通しになっている事を明らかにした。
これは、ヂラデート大将と同じくクーデター政権時代に国家立法議会の議員を務めた事があるベテラン俳優として知られるソムバット・メータニー氏の党合流を発表した際に明らかにされたもの。
一方、15日正式にプゥア・タイ党に合流したソムバット氏は、30年来の知人であるタクシン元首相の3人の妹から党への合流要請があった事を認めた上で、次期総選挙の際にはバンコクのラートプラーオ区から出馬する意向である事を明らかにした。
タクシン政権時代末期には反タクシン派よりの言動が目立っていた事でも知られるソムバット氏は、2006年に行われた上院議員選出選挙に出馬し当選を決めていたが、クーデターにより当選が取り消され、その後、クーデター政権が設立した任命制の国家立法議会の議員を務めた後にサノ・ティヤントーン氏が設立したプラチャラート党に合流していた事で知られている。
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