サーティット首相府大臣は12日、11日に行われたアピシット首相のブリラム県訪問は、住民から手厚い歓迎を受けるなど満足できるものだったとした上で、今後ウボンラーチャターニー県、チェンマイ県
ラムプーン県を首相が訪問する予定になっている事を明らかにした。
サーティット首相府大臣によると、23日にウボンラーチャーターニー県を訪問し、その2週間後にチェンマイ県及びラムプーン県を訪問する予定だという。
また、前後してアピシット首相は、具体的な訪問先は明らかにしなかったものの、ブリラム県の訪問が満足できるものであった事を明らかにした上で、今後東北地区だけでなく北部、南部へと訪問地を広げていく考えである事を明らかにした。
12日付けの各紙の報道によると、アピシット首相がブリラム県を訪問した際に、訪問を阻止する目的で集合していた主に他県から集まったメンバーで構成された赤服軍団と、その進行を阻止する同県を地盤とするプームヂャイ・タイ党のシンボルカラーでもある青色の服を着込んだ500人前後の集団との間で首相の訪問終了の報を受け両者が解散するまで睨み合いを展開する場面が見られたという。尚、報道によっては、迷惑をかけた地元住民に謝罪した上で解散しろとの青服軍団側の要求を受け入れ赤服軍団側が自主退去したとするものもある。
報道映像 (ブリラム訪問関連)
タイの地元新聞を読む