マティチョン紙及びプーヂャッカーン紙(何れもオンライン)によると、チェンマイ県の保健当局は8日午後、インフルエンザの症状を見せていた患者1人の死亡を確認し現在患者が新型インフルエンザに感染していたか調査中である事を明らかにした。
8日にチェンマイ県内の私立病院に搬送されてから僅かに2時間後に死亡が確認されたという。
死亡が確認された患者はチェンマイ県県都内の市場内で衣料品販売に従事すると共に県内の赤服軍団"ラック・チェンマイ51"の自警組織員として活動していた26歳の男性で、6日にウィタヤー公共保健大臣が視察及び新型インフルエンザ感染者の見舞いの為にチェンマイ県メーリム郡内のナコン・ピン病院を訪問した際に、同病院に入院中の親戚を見舞うと共に病院前で展開されていた赤服軍団による同大臣の追い出し活動に参加していたことが確認されており、当時病院前で取材中だったマスコミ関係者の間で感染拡大に対する不安が広がっているという。
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