野党国会対策委員会のウィタヤー委員長(プゥア・タイ党)は25日朝、民主党副党首のトライロン・スワンナキーリー氏の65歳の誕生日を祝う式典に自身を含むプゥア・タイ党所属下院議員が祝福に訪れたことと政治的な動きとは一切無関係であると語った。
この発言は、前日夜に開かれたトライロン氏の誕生日を祝う式典の場にステープ副首相を初めとする民主党幹部やチャイ下院議長を初めとする連立与党の幹部と共にウィタヤー委員長等プゥア・タイ党下院議員の姿が見られ、更に、プゥア・タイ党下院議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉が補欠選挙戦の応援活動の為に訪問中のソーサケート県から、アピシット首相が公式訪問先の中国から電話で祝福のメッセージを寄せていたことを受け、俄に政界再編の動きが水面下で展開されているとの憶測が広がっていることを受けたもの。
また、これに先立って行われたウィタヤー委員長の父親の葬儀にはアピシット首相以下政府幹部が列席していたのが確認されていた。
ウィタヤー委員長は発言の中で、あくまで下院予算委員会の副委員長同士で、また大学の同窓として旧知の関係である立場として参加したと語り、政治的な思惑や何らかのシグナルを送る意図が無かった事を強調した。
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