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タイ通【 政治経済 】
投稿日時: 2009-06-22 18:40 2009-06-22 16:40

政府に対する評価は落第点も政権は1年以上存続、バンコク大調査で

 私立バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールがバンコク在住の有権者1,377人を対象に16日から18日にかけて行った、20日で政権誕生6ヶ月目を迎える政府に対する満足状況調査で、アピシット政権に対する職務評価が及第点に及ばない10点満点中4.06点と、5.42点だった政権誕生1ヶ月目の調査に対して1.36点評価を落とす結果になっていたことが明らかになった。

 また、個別評価に関しては、外事関連が4.58点と最高得点を記録し、以下、社会・生活関連(4.13点)、経済関連(3.95点)、法の運用・執行関連(3.91点)、国内治安関連(3.73点)と続く結果になった。

 更に、各政党別の職務評価に関しては、民主党が4.38点、連立政党(プームヂャイ・タイ党、チャート・タイ・パッタナー党、プゥア・ペーンディン党)が3.40点となる一方で、野党(プゥア・タイ党、プラチャラート党)に対する評価は3.46点となり、また、汚職・不正疑惑がある省庁に関しては、34.6%の回答者が運輸省をあげ、以下、財務省(24.2%)、農業・協同組合省(7.7%)と続く結果になった。

 一方、政府に関して最も賞賛されるべきものに関しては、最も多い17.6%の回答者が首相が冷静と和解を旨に国内対立問題に対処していることをあげ、以下、低所得層に対する福利関連(16.5%)、教育無料化政策を初めとする教育支援策(14.8%)と続き、また、改善するべきことに関しては、最も多い37.3%の回答者が景気対策及び農産物価格問題をあげ、以下、汚職・不正問題及び透明性の確保(10.5%)、職務遅延・明確な実績が見えないこと(9.6%)と続く結果になった。

 また、政府は誕生後6ヶ月間の間に国家を正しい方向に導いたかとの質問に対しては、33.7%の回答者が導いた、21.9%の回答者が導いていない、44.4%の回答者がどちらとも言えないと回答し、また、64.5%の回答者が政府は1年以上存続すると回答する一方で、35.5%の回答者が連立政権内の対立や国民に受け入れられる成果を上げることができない、汚職問題等を理由にあげ1年と持たないと回答した。
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