The Nation紙(オンライン)によると、ウィタヤー公共保健大臣は11日、チョンブリー県パッタヤー地区内で21人の新型インフルエンザ感染者を確認した事を明らかにした。
同大臣によると、感染が確認された21人は全員がパッタヤー地区内にあるディスコのスタッフで、パッタヤーから帰国した台湾人2人が新型インフルエンザに感染していたことが確認された事を受けホテルやディスコ従業員90人に対して行われたサンプル採集により21人の感染が確認された。
これに先立ち、同日朝アピシット首相が、パッタヤー地区内のエンターテイメント施設で働く17人(報道により20人)が感染疑い患者として公共保健省の監視下に置かれていることを明らかにしていた。
一方、ウィタヤー公共保健大臣は11日朝までに新たに5人の感染を確認した事を明らかにした。
確認された5人の内の1人は、前日に感染経路不明のままで感染が確認されていた11歳の少年の母親で、インフルエンザの症状は見せていないがウィルスの感染が確認された。
また、残りは、海外への渡航歴はないものの、帰国する息子を迎える為にスワンナプーム国際空港を訪れたことがある男性と、カンボジアへ向かう途上で乗り継ぎの為にスワンナプーム国際空港に降り立ったイギリス人男性、シンガポールから帰国した男性及びアメリカから帰国した女性の4人。
尚、マテイチョン紙の速報は、パッタヤー地区で17人、バンコクで5人の計22人の感染が確認されたと報じている。
参考 (新型インフル関連)
タイ公共保健省関連
http://beid.ddc.moph.go.th/th/index.php?option=com_content&task=view&id=2110271&Itemid=242
日本厚生労働省関連
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/
WHO関連
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/index.html
ASEAN関連
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