ソンクラーン期間中に展開された過激な政治的デモ活動に関する真相解明委員会傘下のナーンルゥン市場住民射殺事件に関する真相解明の為の小委員会のヂュムマート報道官(民主党)は8日、これまでの調査により首相官邸に近いナーンルゥン市場で発生した赤服軍団によるとされる住民2人が射殺された事件に赤服と黒服を着込んだ集団の中にいた人物が関与していると結論づけられたことを明らかにした。
ヂュムマート報道官によると、実際に現場に居合わせた住民から、30台以上のバイクに分乗した赤と黒の服を着込んだ集団の中にいた人物が、バイクのスピードを落とした上で住民に向け多数の銃弾を発砲したとの、これまでにYouTube等に公開されているビデオ映像から確認されたいた情報と同様な証言が得られているという。
また、銃弾が軍関係者が詰めていた寺院方面から発砲されていた等の理由をあげ寺院内に詰めていた軍関係者が情勢扇動に関与していたとする指摘があることに関しては、これまでに第一地区国軍本部のオンアート副本部長に確認した限りでは、当時詰めていた軍関係者はバイクを使用しておらず、また指示待ちの為に寺院内に待機していたとの証言が得られているという。
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