反独裁民主主義同盟幹部で1992年の民主化運動を主導した主要な1人としても知られるウェーン・トーヂラーガーン氏は29日、予定通り1992年5月17日から19日にかけて発生した血の5月から17周年目となる5月17日に大規模集会を開催する方針である事を確認した。
また、同盟第二幹部団のソムヨット・プルゥクサーガセームスック氏は、5月2日にウドンターニー県で開催が予定されていた集会を中止した事を明らかにした。
ソムヨット氏によると、この措置はウドンターニー県内の赤服軍団を率いているクワンチャイ・プライパナー氏から集会を妨害する動きがあるとの情報が寄せられた事を受けた措置で、5月9日にロッブリー県内で開催が予定されている集会に関しては予定通り開催する予定だという。
一方、ネーション系のタイ語速報は29日夜にウドンターニー県内で赤服軍団約350人が集まった集会が開かれたと報じた。
この集会は、旧マッチマーティパタイ党公認候補だったナタヨット・パーヂュワン氏が率いるウドンターニー県内の赤服軍団を中心にチャイヤプーム県やコーンケーン県、ノーンカーイ県の赤服軍団が合流して開催されたもので、また主催団体はプゥア・タイ党選出下院議員のスラティン・ピマーンメーティノット警察中佐からの支援を受けているというが、ウドンターニー県内の赤服軍団を率いているクワンチャイ氏との関係に関しては不明。
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