第四地区警察本部は22日、総額260万バーツの保険金目的で23歳の男性を殺害した容疑でウドンターニー県内在住で男性の妻でもある18歳の女、その父親の後妻(42)や54歳と50歳の親戚男女を逮捕した事を明らかにした。
プーヂャッカーン紙によると、男性は3月8日にウドンターニー県ペン郡内にある池で水死体で発見され、遺体から打撲傷が確認されていたものの、魚釣りに出かけて溺れたのだろうとする妻の証言で一端は事故で処理されかけたが、予てから妻に良い印象を持っていなかった男性の実母が、不精者だった男性が食糧を探す目的で釣りに出かけるような性格ではなかったことから殺人での捜査を要求し、また、検視により水を飲んだ形跡が無く、鈍器で殴られ殺害された後に池に捨てられた可能性が高い事が判明した事を受け警察側は殺人に切り替えて捜査を展開していた。
その後の捜査で、男性が結婚した直後に妻や妻の親戚により妻を受け取り人とする総額260万バーツの保険金が4つの保険会社にかけられていた事が判明していた。
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