アピシット首相は13日23:00頃放映された特別放送の中で、首相官邸で集会活動を展開している者の一部に平穏な集会を望んでいない者がいることは本日の一連の動きだけでも明確であるとした上で、平穏を旨とし対立の扇動を好まない純粋に政治的な主張の為に集会に合流した者に対して今すぐ集会から離れ帰宅するよう呼びかけると共に国民に対して正常化に向けた取り組みは終わりつつある、ソンクラーン休暇中には正常化が実現すると確信していると語った。
更に同首相は、これまでに取り組んできた制圧行動により情勢は改善の方向に向かっているが、依然国民の生命や財産を脅かす恐れがある限り油断する事無く対策にあたるとした上で、既に重要箇所や警戒が薄い箇所の警戒強化を命じた事を明らかにすると共に国民に対して異常な動きの通報を促した。
また、同首相は、これまでの制圧行動で一人も死亡者を出していない事に満足しているが、外国からの干渉を呼び込む事を意図したデモ隊側に死亡者が出たとする等の歪められた情報を国内だけでなく国外のメディアを通して流布する動きがあると指摘した上で、国民に対してタイは立憲君主制下にあり、現在行われている行動は安定した民主主義の為に非常事態に対応する為の特別法に則り行われているという正しい情報を国外メディアに伝えるよう努めて欲しいと要請した。
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