タクシン元首相は8日夜、首相官邸前やプレーム枢密院評議会議長公邸前等複数箇所に設置された反独裁民主主義同盟の演台とを繋いで行われたビデオ演説の中で、3日後に必ず真の民主主義が訪れる。若者を初めとする多くの民主主義を愛する者がこの戦いに参加して真の民主主義の創世に協力してほしいと語り、より多くの者のデモへの参加を促すと共に警察や軍関係者、公務員に対して政府に対する不服従を呼びかけた。
また、集会参加者がタクシン元首相の私益の為に騙されて参加させられていると指摘されている事に関しては、自分が帰国できるかできないかは大きな問題では無い。ただタイに民主主義が存在していない事が許せないだけだ。自分が本当に欲しているのは、全ての者が平等で、貧困や二重基準が存在しない真の民主主義がタイに訪れる事であると語った上で、集会参加者に対して必ず3日後に真の民主主義が訪れるから忍耐強く勝利に向けた活動を継続してほしいと訴えた。
タイの地元新聞を読む