INN電によると、9日スラーッターニー県チャイヤブリー郡内にある民間企業所有のパーム園内で、人数不明のグループが耕作用の土地の支給を要求する為に約3ヶ月前からパーム園内に居住し抗議活動を展開していた約500人の住民に向け銃を乱射し、住民2人が死亡し5人が重傷を負った。
一方、プーヂャッカーン紙(オンライン)は、事件が発生したパーム園はスラーッターニー県チャイヤブリー郡と接するクラッビー県カオパノム郡に所在しているとした上で、パーム園内で行われていた掘削作業の監督に当たっていた約10人のグループが、作業の中止を要求する為に現場に現れた園内の一部を占拠していた住民約40人に向け30発以上の銃弾を発砲した事がきっかけで両者間で銃の撃ち合いとなり、何れもスラーッターニー県内在住の住民1人が死亡し、6人が負傷を負ったと報じている。
プーヂャッカーン紙の報道によるとパーム園内を占拠していた住民は、自分たちが占拠している土地は、2000年にパーム園側が土地の借用権を失っていたにも拘わらず不法に占拠している、本来であれば住民側に耕作用地として提供されるべき土地であると主張しているという。
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スラーで抗議住民に向けた銃乱射で7人が死傷
INN電によると、9日午後、スラーッターニー県内で耕作用の土地を要求する抗議活動を展開していた約500人の住民グループに向けた銃乱射事件が発生し、2人が死亡し5人が重傷を負った模様。
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