24日10:00頃から首相官邸へ向けたデモ行進の開始を計画している反独裁民主主義同盟DTV系幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は同日朝、首相官邸に押し入る方針が無いことを再確認した上で、仮に当局側がデモ隊の進行を妨害するような事があれば、目標を(東南アジア諸国連合首脳会談が開催される)フワヒンに変え移動を開始すると演台上から訴えた。
23日深夜までの同盟側の発言によると、デモ隊はDTV系(親タクシン派)幹部が先導する隊列と民間団体系幹部が先導する隊列の2手に別れて首相官邸に向け歩を進めると見られ、また、DTV系幹部によると、デモ行進及び官邸前での座り込みは法に則り平和的手段で行う方針で、仮にデモ参加者に凶器等を所持しているような者がいた場合は、デモ隊関係者では無いと見なし即時当局側に身柄を引き渡す考えだという。
また、首相官邸包囲後に展開される座り込み活動に関しては、先に東南アジア諸国連合首脳会議が開催される27日までの座り込みを視野に入れているとする幹部の発言が伝えられていたが、24日朝現在具体的な座り込みの継続期間に関しては明らかにされていない。尚、タイPBSは3日間に渡り座り込みを展開すると報じている。
タイの地元新聞を読む