風俗王だった事でも知られる元バンコク知事選出選挙候補のチューウィット・ガモンウィシット氏は12日、バンコク内にあるエンターテイメント関連施設の90%が違法営業であると指摘した上で、近々営業許可書すら取得せずに営業を行っている悪質な業者の名前を公表する方針であることを明らかにした。
この発言は、スクムパン・バンコク知事からの要請を受けエンターテイメント関連施設取締関連の資料を同知事に提出し終えた後に記者団に語られたもので、チューウィット氏はトーンローやナーナー、ガセート・ナワミン方面を中心にバンコク内で営業しているエンターテイメント関連施設の90%が違法に営業していると指摘すると共にバンコク内で厳格な取り締まりが行われているのはマッカサン、スッティサーン及びフワイクワーンのみに留まっていると指摘した。
また、知事に対しては、各施設に収容可能人員を明記させる、バンコクの行政側に警察からの命令に先がけてビルの使用禁止措置を講じる権限を付与する、商業用ビルとエンターテイメント施設用のビルの区分を明確にするの3つの対策方針を提案した事を明らかにした。
チューウィット氏によると、近々営業許可書を取得しないで営業している悪質な業者の名前を公表すると共に、ゴーン財務大臣に面会を求め、エンターテイメント施設から所定の税金を取りっぱぐれ無しに徴収する方法を提案する考えだという。
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