12日未明、タクシー運転手の男性(44)が運転手向けFM局ソーウォーポー91に届け出たタイバーツや円等の通貨総額約98,000バーツやノートパソコン、携帯電話、パスポート等が入ったブリーフケースが無事落とし主である日本人ビジネスマン男性に返却された。
運転手の男性によると、届け出た品々は、12日0:45頃にシーロムの娯楽施設付近で乗せスクムウィット26にあるホテル前で乗車料金71バーツを支払わないまま大急ぎで降りた日本人ビジネスマン男性の物で、男性が降車した直後に車内に忘れ物があるのに気づきホテルのスタッフにたずねたが、その男性がホテルに滞在していないとの回答が返ってきたため、男性の行方を捜して貰うためにFM局に届け出たという。
無事忘れ物を受け取ったビジネスマン男性は、タクシー運転手の対応に謝意を表明すると共に3,000バーツの謝礼金を差し出した上で、酒を飲んでいた絡みで急がなければいけない事情があった為に乗車料金を支払わずに大急ぎでタクシーを降りてしまったと釈明していたという。
一方、男性と共に局を訪問した友人のタイ人女性によると、男性は現地会社の社長で、友人等との飲み会への出席を終え帰宅する為にタクシーに乗った時は酒に酔った状態だったというが、何故居所があるスクムウィット30ではなく同26へ行くように告げたのかはわからないと語っていたという。
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