タイランド通信  >  地元新聞を読む  >  タイ通【 政治経済 】カテゴリニュース  >  不敬罪容疑の二重国籍活動家が英国へ向け出国

文字サイズ変更「」「

Y
から検索 から検索
タイ通ニューストピック
タイ通【 政治経済 】
投稿日時: 2009-02-10 10:48 2009-02-10 08:48

タグ: [ バンコク ] [ 地元新聞 ] [ 市民集会 ]

不敬罪容疑の二重国籍活動家が英国へ向け出国

 赤服軍団の論理的支柱になっている事でも知られる、タイとイギリスの二重国籍を持っているチュラーロンコン大学政治学科準教授で左傾化運動団体を主催するジャイ・ジャイル・ウンパーコン氏が、タイ国内では公正な捜査を受けることが出来ないとして、もう一つの母国であるイギリスに向け出国していた事が、同氏が国外メディアに送付した声明文で明らかになった。

 ジャイ氏は、先に行われた赤服軍団の大規模行動の際に黒服を着こんで参加し、「タクシン抜きの暴力によらない活動」を推進させ、社会一般に受け止められている「赤服 = 親タクシンの好戦的集団」とのイメージの払拭に一定の貢献をした事でも知られているが、不敬罪に該当するとされる「金持ちの為のクーデター」を始めとする氏が開設したサイトやリベラル系のサイトに転載されている氏が近年発表しているアジテーションを意図した論文やアピール文では、学問的な分析を放棄し感情的に批判を展開する傾向が見られ、自らが不敬罪に問われた際に「アカデミズムの脅威である言論弾圧」と非難する声明を発表する一方で、タクシン政権時代に行われた職権乱用によるメディア人や社会活動家、政府に脅威を与えるおそれがある貧困者連合等のNGO関係者に対する資産調査を秘密裏に行っていた等の公権力による言論弾圧について触れていないだけでなく、政治に関与できない軍が政治に関与する為の大義名分を得るために王室の権威を利用する必要があったと主張する行のところでは、「そもそも彼らが大義名分に掲げたタクシン元首相が関与した不正・汚職案件は、その殆どが立証されていないことからも状況証拠に則ったものでしかない事は明らかである」と指摘し、嘗てタクシン政権時代に自らが非難していたタクシン政権のソフィスティケートされた不公正さすら擁護していた。
タイの地元新聞を読む
関連ニュース

このニュースを読んだ人は、こんなニュースを読んでいます
  • 現在、集計中です。

タイ通新着ニュース【 地元新聞総合 】

【PR】  タイ株ポータルサイト  「タイ株銘柄情報」や「証券口座比較」はここ

タイ通カテゴリ別新着ニュース【 写真 】

ニュースアーカイブ

タイ通の過去のニュースは、アーカイブページにて、
日付やタイ通カテゴリを選択して閲覧いただけます。

VJCZ v~AN[|TCgDeePon
おすすめキーワード

[↑]トップへ戻る