2日夕方、カーオヤイ国立公園内のリゾート施設で開催中されたプゥア・タイ党のセミナーに電話参加したタクシン元首相は、あらためて政界引退宣言の撤回を確認した上で、国民が支持してくれるなら、再度国の指導者として政界に復帰したいと語ると共に、タイの大地、特に東北地方で人生の終焉を迎えたいと語った。
また、プゥア・タイ党が野党に陥れられている事に関しては、現在の政権では深刻化が予想される経済問題を始めとする国内問題を解決できず、遠からず政権の座がプゥア・タイ党側にまわってくると確信していると語った上で、今は空腹の時には犬の様に吠え騒がず寝て待つ虎の様に辛抱するべき時であると語った。
更に、タクシン元首相は、そもそもイギリス国内には口座すら開設していなかったと語り、イギリス政府により資産が差し押さえられたとの噂は意図的に流されたデマでしかないと語ると共に、少なくとも各地を行き来するにたる資金は持っていると語り、資金面で困難に晒されているとの報道を再度否定した。
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