31日、バンコクのサナームルワンで大規模集会を開催した反独裁民主主義同盟は、首相官邸に向け移動を開始するのに先がけ以下の4つの要求を政府に突き付けた。
1. 2空港を占拠した民主主義市民連合に対する15日以内の法的処分
2. ガシット外務大臣の15日以内の解任
3. 2007年憲法改正国民委員会(同盟旧幹部のウェーン・トーヂラガーン氏らが参画)の憲法改正案の15日以内の受け入れ、または、現行憲法の運用停止及び1997年憲法の即時運用再開
4. 憲法改正後即時に議会を解散する
この発表と同時に、同盟幹部のウィーラ・ムシッカポン氏は、同日行われる首相官邸に向けたデモ行進の際に要求文書を官邸前に貼り付ける方針であることを明らかにすると共に、参加者に対して、要求に対する明確な回答が得られなかった場合に明らかにされる次なる行動方針発表に注目しておくように訴えた。
尚、先にタイPBSの報道が、要求期限の2月14日に同盟側がドーンムァン区内にある寺院内で大規模集会の開催を計画していると報じていた。
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