ウドンターニー県内の赤服軍団を率いているクワンチャイ・プライパナー氏は21日、今後一切自分の為に活動している親タクシン派放送局DTVの番組「今日の真相」の番組ホスト3人組と共闘する事は無いと語り、事実上の決別宣言を3人組に突き付けた。
この発言は、DTV3人組が31日にバンコクのサナームルワンで開催を計画している赤服軍団の大規集会への不参加を確認した際に語れたもので、クワンチャイ氏は、2006年から民主主義市民連合やクーデター勢力と戦ってきた自分にとっては、彼らが一体何の為に活動を展開しているのかわからないと語り、暗にDTV3人組が政治的利益の追求の為に活動を展開していると皮肉った上で、3人組の様にスタンドプレーをする必要が無い下院議員でも無い自分にとっては、彼らが自分の事をどの様に批判しようがどうでもいい話。今3人組にハッキリ言えることは、自分には政治家の道具に成り下がる考えは無く、また東北地方には自分についてきてくれる大勢の同士がいるということだけであると語った。
クワンチャイ氏によると、2月中旬頃に北部・東北部・中部30県の赤服軍団幹部とDTV3人組に対する一斉決別に向けた協議を行う考えだという。
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