ウドンターニー県内の親タクシン派を率いている、最強硬派の1人としても知られるクワンチャイ・プライパナー氏は20日、親タクシン派番組「今日の真相」はDTV3幹部のスタンドプレー目的の番組でしかないと切り捨てた。
この発言は、クワンチャイ氏が19日にマティチョン紙の取材の際にDTV3幹部を非難する発言をした事に応える形でヂャトゥポン・プロームパン氏がDTVの番組の中でスタンスを明確にしていない赤服軍団の裏切り者と言わんばかりの語調でクワンチャイ氏を非難した事を受けたもの。
発言の中でクワンチャイ氏は、過去にバンコクで開かれた今日の真相の番組イベントにウドンターニーの住民を引き連れ参加した際に、僅かに3-4時間参加しただけで引き上げた事に関しては、自分が住民を帰らせたわけではなく、単にイベントに参加する為の費用に見合う程の有用性がイベントに無かっただけであるとした上で、現在DTVで放映されている親タクシン派番組「今日の真相」は、単にスタンドプレー目的で放映されている全く無意味なものである。DTV3幹部は、自分はあくまでタクシン元首相を愛するを不動のスタンスに置いて活動を展開しているという事を覚えておいて欲しいと語った。
その上でクワンチャイ氏は、DTV3幹部が月末にサナームルワンで開催を計画している「今日の真相」の番組イベントの名を借りた赤服軍団の大規模集会には無意味であるとして住民を動員して参加する考えが無いことを確認したが、番組とは無関係に赤服軍団の総意に基づいて計画されている、ガシット外務大臣の辞任を要求する為の外務省の包囲行動には東北・北部地方を中心とした住民約3万人を動員して参加する考えであるとした。
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