私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールがバンコクのコミュニティー(スラム)在住の12歳から65歳の住民2,452人を対象に2日から17日にかけて行った調査で、バンコクのコミュニティー内に住む調査対象年齢層の全人口4,274,757人の内、麻薬を使用した経験がある者が593,314人おり、内256,388人が12ヶ月以内に使用した事がある、197,388人が30日以内に使用した事がある事が明らかになった。
また、麻薬経験者が使用した事がある麻薬の種類に関しては、マリファナが363,576人、ヤーバーが235,027人、グラトムの葉が171,330人、ヤー・アイスが127,006人等と続く結果になった。
更に、30日以内に麻薬を使用した事がある12歳から24歳迄の年齢層に関しては、マリファナが23,981人、ヤーバーが22,226人、ヤー・アイスが18,168人、グラトムの葉が13,347人等と続く結果になった。
尚、直接の調査対象になった回答者の内、43.6%の回答者が自分のコミュニティ内で麻薬を滅多に、または全く見たことが無いと回答する一方で、半数を超える53.6%の回答者が自分のコミュニティー内で麻薬拡散防止に向けた取り組みが殆ど、または全く行われていないと回答した。
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