7日午後、バンコク隣県のサムットプラカーン県県都内パークナム地区で、民主党公認女性候補の応援の為に同地を訪問予定だったチュワン元首相の移動を妨害する目的で民主党支部近くにある交差点を封鎖し抗議活動を展開していた親タクシン派の赤服軍団に向かって、民主党支持派の住民や地元住民が罵声を浴びせると共にペットボトル等を投げつけ、それに対して赤服軍団側が予め用意していたとみられる豚の血や尿が入ったビニール袋や石、ヘルメット等を投げつけ応戦したことから、一時両者入り乱れての衝突の様相を呈したが、警戒にあたっていた警察が間に入ると共に県知事が交渉に入り最悪の事態は免れた。
パークナム地区は赤服軍団の動員に関与しているプラチャー・プラソップディー氏の地盤で、同氏は古くから同地を地盤としていたワタナー・アサワヘーム氏の票田切り崩しに貢献したとして旧タイ・ラック・タイ党内で一目おかれる存在だった事でも知られる。
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