5日昼過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内で、小型トラックに乗った人数不明の一味がイスラム教徒の男性(36)が運転する小型トラックに向け銃を乱射し、男性が死亡し、一緒にいた妻(29)が重傷を負った。尚、同乗していた近隣住民1人は難を逃れた。
先立つ同日朝には同県ルゥーソ郡内で、民家内に潜んでいた3-5人と見られる一味が、集中摘発作業中だった当局関係者に向け銃を発砲し、約10分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走し、この銃撃戦で巡査部長(51)が死亡し、一等巡査(29)が重傷を負った。
ヤッラー県ラーマン郡内では5日午後、小型トラックに乗った3-5人位の一味が、路上に迫り来る洪水からバイクで避難する途上にあった住民グループに向け銃を乱射し、元自警レンジャー部隊員のイスラム教徒の男性(32)が死亡し、同じくイスラム教徒の30歳と14歳の男性が重傷を負った。尚、報道によっては、洪水の様子を観察中に銃撃を受けたとするものや、重傷者は14歳の少年1人だけとするものもある。
死亡した男性が当局側の情報要員だったことから、一味側は当初から男性を殺害する目的で銃を乱射したものと見られる。
パッターニー県ガポー郡内では5日16:00前、乗用車を運転中だったガムナン(44)が、小型トラックに乗った人数不明の一味に銃撃され重傷を負った。
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