民主党のブラナット報道官は4日、クーデター政権時代にタクシン元首相がタイに対する信用失墜を狙って雇ったことがある4つのロビイスト会社が、タイの特に立法、行政に対する信用失墜を狙った動きを再開している事を明らかにした。
元タクシン首相付きの主席政策顧問だったパンサック・ウィンナラット氏や元タイ・ラック・タイ党幹部のプミタム・ウェーチャヤチャイ氏がこの動きに関与しているという。
一方、民主党所属議員でアピシット首相の側近の1人であるシリチョーク・ソーパー氏は4日、同首相が首相に選出されて以来一日あたり100件以上の嫌がらせの電話やショートメッセージが同首相の個人携帯電話に送られてきている事を明らかにした上で、電話をしてきた者の多くがタクシー運転手団体が運営するコミュニティー・ラジオ局で電話番号を知ったと語っていた事を明らかにした。
シリチョーク氏によると、携帯電話にかかってきた嫌がらせ目的の電話の殆どをアピシット首相自身が受け、相手に政権設立経緯や首相就任経緯等を説明しているという。
タイの地元新聞を読む