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タイ通【 社会 】
投稿日時: 2008-12-31 18:28 2008-12-31 16:28

タグ: [ 社会 ] [ バンコク ] [ 地元新聞 ]

環境保護活動家暗殺事件の首謀者の弁護士に死刑、実行犯は拘置先で変死

 刑事裁判所は30日朝、2004年6月11日にプラヂュアップキーリーカン県県都内の路上で発生した環境保護活動家暗殺事件を首謀したとして起訴されていた弁護士のタヌー・ヒンゲーオ被告(46)に対して死刑の判決を下した。

 事件は、2004年6月11日夜半に、当時県都内で建設が計画されていた2ヶ所の石炭火力発電所の建設に絡んで国有地が不正に収容されていた疑惑を訴えていた環境保護活動家のヂャルゥン・ワットアクソン氏(当時37)が、バンコクにある国家汚職防止取締委員会での証言を終え、自宅近くの路上で帰宅の為に乗っていた長距離バスから降りたところで当時41歳と39歳だった2人組の男に射殺されたというもので、その後逮捕された2人組の証言から石炭火力発電所の建設計画に関与していた弁護士のタヌー・ヒンゲーオ被告(46)、元県評議会議員のマーノート・ヒンゲーオ被告(42)の兄弟及びその父親である元ガムナンのヂュア・ヒンゲーオ被告(72)が首謀者として浮かび上がり起訴されていた。

 また、殺害を実行した2人は、起訴後に収監されていた拘置所内で相次いで死亡していた事が明るみになっていたが、何れも病死として片付けられている。

 刑事裁判所側は、ヂュア・ヒンゲーオ被告(72)の利権が絡んでいる石炭火力発電所の建設計画に反対する活動を展開していた住民グループのリーダーだったヂャルゥン氏の殺害を計画し、実行に必要な拳銃を2人組に渡したとしてヂュア被告の息子で、2人組の弁護を担当し警察署内における2人組に対する事情聴取にも立ち会っていた弁護士のタヌー・ヒンゲーオ被告(46)に死刑の判決を下したが、ヂュア被告と同被告のもう1人の息子であるマーノート被告に関しては証拠不十分であるとして無罪の判決を下した。
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