私立バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールがバンコク在住の各層の住民1,206人を対象に20日から23日にかけて行った調査で、国王の快癒やガラヤーニ王女葬祭関連を始めとする国王関連のニュースが今年を代表するニュース・出来事の第1位につき、2位にアピシット首相を首班とする新政権の誕生、3位に民主主義市民連合の集会活動の中止、4位に北京オリンピックでのタイ人選手の活躍、5位に原油価格の低下がつけていた事が明らかになった。
また、最も悲しいニュース・出来事部門では、1位に民主主義市民連合による2空港・首相官邸占拠、2位にガラヤーニ王女の逝去、3位に国会ビル前で行われた民主主義市民連合に対する強制排除行動、4位に各勢力同士の死傷者が出る衝突、5位にタイ人同士の対立がつく結果になった。
一方、今年最も賞賛に値する活躍をした人物や集団部門では、1位に北京オリンピックでメダルを獲得した選手、2位にアピシット首相、3位に民主主義市民連合、4位に南部国境三県域で対策にあたっている軍や警察関係者、5位にアピラック前バンコク知事がつき、また、最も失望させられた人物や集団部門では、1位に民主主義市民連合、2位に民主主義市民連合と反独裁民主主義同盟の両者、3位にタイの政治家、4位にタクシン元首相、5位に反独裁民主主義同盟がつく結果になった。
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