26日12:00から13:00にかけてパッターニー県ヤッラン郡内で、分離主義組織関係者と見られる人数不明の銃で武装した一味が複数手に別れて行政機構の庁舎2ヶ所、行政機構管轄下の消防隊施設に駐車中だった消防車1台を連続して放火すると共に、学校2ヶ所に押し入り駐車してあった教師の車に放火し、内1校では校内に押し入り銃を乱射すると共に逃走路にある民家に向け銃を乱射するという事件が連続して発生した。
何れも人的な被害は確認されていない。
2ヶ所の行政機構および消防施設では、それぞれバイク3台に分乗した銃を所持した6人組が押し入り、職員に銃を突き付け脅した上でガソリンを撒き火を放ち逃走していた事が確認されている。
また、一味側は当局側を妨害する為に事件現場周辺や主要な幹線に鋲を撒いたり燃えたタイヤや偽爆弾を放置するなどした。
同県サーイブリー郡内では25日朝、バイクで走行中だった郡警察署所属の警察中尉(報道により警察少尉)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。死亡した警察中尉は、県行政機構評議会議長の年下の従兄弟だった。
タイの地元新聞を読む