ウドンターニー県選出プゥア・タイ党所属下院議員のスラティン・ピマーンメーキン警察中佐は26日朝、県内の親タクシン派系のニュースFM局の放送の中で、県内の住民約5,000人を動員して28日にサナームルワンで開催される反独裁民主主義同盟の大規模集会に合流する考えであることを明らかにした。
尚、先に大規模集会への合流を断念すると発表していた最強硬派の1人としても知られるクワンチャイ・プライパナー氏は、この時期に住民をバンコクへ駆り出すのは忍びない。むしろ地元に留まって新年を祝った方が良いと語り、あらためて人員を動員して大規模集会に合流する考えが無いことを確認している。
クワンチャイ氏によると、何れにしてもバンコクの大規模集会の開催にあわせて28日から30日にかけて県都内で集会を開催する方針だという。
また、ナコン・ラーチャシーマー県の親タクシン派幹部のパタサチャナン・チンイント女史も、県内のFM局の放送を通して、既に県内の赤服軍団の一部がサナームルワンで連日開催されている小規模の集会に合流している事を明らかにした上で、28日に開かれる大規模集会には幹部を含む約200人の赤服軍団が合流する見通しである事を明らかにした。
一方、バンコクのモーチット・バスターミナルを拠点としているタクシー運転手の団体を始めとする複数のタクシー及びバイクタクシーの運転手団体関係者は25日記者会見を開き、大規模集会に合流しない方針を明らかにしているが、最強硬派の1人でもあるチンナワット・ハーブンパート氏が率いているタクシー運転手団体との関係は不明。
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