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タイ通【 政治経済 】
投稿日時: 2008-12-22 00:22 2008-12-21 22:22

タグ: [ バンコク ] [ 地元新聞 ] [ 解散・選挙 ]

チュワン元首相、党内にはポストの売買や抵抗勢力は存在しない

 民主党最高顧問のチュワン・リークパイ氏は21日、党内に私益目的で金銭で組閣に介入する動きや抵抗勢力は存在していないと語った。

 この発言は、先に行われた組閣に対して不満を持つニピット・イントラソムバット氏が、ウィーラチャイ・ウィーラメーティーグン氏名義で発行された8,000万バーツの小切手を見せながら同氏が金銭で閣僚ポストを手に入れたと訴えると共に、20日にサムイ島で開かれた党のセミナーに閣入りから漏れた6人の有力党員を中心とした勢力が欠席した事を受け俄に閣僚ポストを金銭で売買する動きや抵抗勢力の存在が取り沙汰されている事を受けたもので、チュワン氏は、金銭で党を支配している者はおらず、また党には投資家による党運営への口出しを受け入れる方針も無いと語り閣僚ポストの売買が行われていたとの疑惑を否定した。

 また、組閣を契機とした党内対立問題に関しては、普通に起こりえることであるとした上で、ニピット氏が絡む問題に関しては既にアピシット首相が直接話しあった事により解決しており、引きつづき同首相が党員との間で理解の共有に務める事により早晩解決できる問題であるとの考えを示した。

 しかし、チュワン首相は、今回の閣僚人事に関しては大方の意見と同様な印象を持っていると語り、遠回しに陣容に不満を持っている事を示唆した。

 民主主義市民連合系のプーヂャッカーン紙のサイトに掲載された報道によると、パラン・プラチャーチョン党を始めとする3党に対する解党判決が視野に入っていた11月度だけで民主党に建設関連や銀行を始めとする企業を中心に1億バーツ以上の寄付金が寄せられていたという。

 今年1月から11月迄の同党に対する寄付金総額が1億5,000万強だったことから、同党に寄せられた寄付金の殆どが11月に集中していた事になる。

 一方、アピシット首相は、発足した内閣が必ずしも綺麗なものでは無いことは認めた上で、各界から寄せられた意見を吸収しながら、私益の追求を厳格に戒め国家的危機からの脱出の為に内閣一丸となって誠心誠意職務に邁進していきたいと抱負を語った。

 また 財界から組閣内容に不満が寄せられている事に関しては、既に組閣経緯の詳細を話しており大きな問題には為り得ないとした上で、特に経験不足が指摘されている閣僚に対しては、エキスパートで構成されたワーキングチームを組織し信頼獲得に努めるよう指示している事を明らかにした。

おまけ
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