私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが、17県内在住の3,515人を対象に行った政権交代後の幸福度調査で、10月度調査時点で10ポイント満点中4.84ポイントだった幸福度が一気に6.55ポイントにまで増加し、昨年12月23日の総選挙により民選の政府が成立して以来最高のポイントを記録し、更に79.7%の回答者が政権交代後に多少よく眠れるようになった、ないしは熟睡できるようになったと回答し、10.6%の回答者が余り眠れない、完全な睡眠不足である、9.7%の回答者がまあまあ眠れるようになったと回答していた事が明らかになった。
また、支持率動向に関しては、59.7%の回答者が民主党のアピシット党首の首相就任を支持すると回答したが、地域別の支持率動向では、バンコク在住の回答者の51.1%が支持する、48.9%の回答者が支持しないと回答する一方で、地方の都市部に住む回答者の65.9%、地方の都市部以外に住む回答者の59.2%が支持すると回答する結果になった。
一方、新政府発足後の政治情勢に関しては、38.2%の回答者が良い方向に向かう、28.2%の回答者が悪い方向に向かう、33.6%の回答者がわからないと回答し、また、59.1%の回答者が政権交代により希望を持てるようになり、タイの発展が期待できると回答する一方で、40.9%の回答者が依然不穏な動きがタイ国内で起こりえる不安を拭い去る事が出来ないと回答した。
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