20日18:00頃、パッターニー県県都内中心部にあるショッピングセンター"スーパーストアー"前付近で爆発が発生し、初期報道段階で35歳の女性1人が死亡し8人が負傷を負った。
ショッピングセンター前に駐車してあったバイクに爆発物が仕掛けられていたものと見られる。
また、前後して18:30頃にヤッラー県県都内中心部にあるヤッラー・パークビュー・ホテル前で爆発が発生したが、幸い人的な被害は無かった。
尚、初期報道段階で2-3人が負傷を負ったと報じられていたが、その後の調べで爆発の際に2人が一時ショック状態に陥っていたが身体には異常がないことが確認されている。
ホテルの入り口前の階段脇に駐車してあった小型トラックの荷台に置かれていた調理用ガスボンベを利用した爆発物が犯行に使用されたと見られている。
爆発が発生したホテルは、当局関係者やビジネスマンが出張等で利用する県内有数のホテルとして知られていた。
一方、ヤッラー県ラーマン郡内では20日10:00過ぎ、村道内を徒歩で移動中だった49歳の仏教徒の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った。
事件が発生した地区では、仏教徒を狙った襲撃が頻発しており、殆どの住民が他の県や地区に引っ越していた。
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