17日、ピチャー・ウィヂットラシン氏を中心とする弁護士グループが国会ビルを訪れ、アヌポン陸軍司令官の解任を要求する書状をプラソップスック上院議長宛に提出した。
アヌポン陸軍司令官が民主党を中心とした連立政権のj樹立に関与しただけでなく非常事態宣言発令に伴い情勢監視対策委員会の委員長に任命されていたにも拘わらず民主主義市民連合と反独裁民主主義同盟に対して具体的な対策を講じず、更に空港を占拠していた連合の警護の為に10月31日から11月1日にかけて治安部隊を派遣していた事が職務遂行義務に違反しているのだという。
今後、下院議員の協力を仰ぎ2万人の署名を集める方針だという。
ピチャー氏は、タクシン元首相の顧問弁護団の1人で、最近ではバンコク全域を対象とした非常事態宣言の発令のきっかけとなった9月2日未明の反独裁民主主義同盟と民主主義市民連合との衝突に先立つ9月1日未明に発生した交通警察派出所爆破事件の際に、何故か所轄の警察署よりも先にカッティヤ・サワディポン氏と共に現場に到着していたのが目撃されていたことで知られている。
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