プラチャラート党のウライワン・ティヤントーン女史(サノ党首夫人、暫定労働大臣)は7日、同党がプゥア・タイ党に合流するとの報道を否定した上で、当面は日和見を決め込みプゥア・タイ党と民主党側の動きを見極めた上で自党のスタンスを明確にする考えである事を明らかにした。
先にプラチャラート党のサノ党首は、北部や東北部に行くことができない様な人物を首相に選ぶような政治連合に合流する考えは無いと語り民主党を中心とした政治連合に合流する考えが無いことを明らかにすると共に、次期首相には民主党でも旧パラン・プラチャーチョン党でも無い政党から選ばれるべきであると語り、言外に次期首相就任に意欲を見せていた。
一方、旧パラン・プラチャーチョン党のイスラム教系会派であるワーダ会派幹部のアーリーペン・ウタラシン氏(元教育副大臣)は7日、プゥア・タイ党からの首相候補指名の申し出を断り民主党を中心にした政治連合への合流を決断した旧チャート・タイ党最高顧問のサナン・カチョンプラサート少将を絶賛した上で、ワーダ会派側もこの政治連合に合流し次期首相指名では民主党のアピシット党首に投票する方針である事を明らかにした。尚、所属先の政党に関してはまだ未定であるとして明らかにしなかった。
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