プゥア・タイ党のアリスマン・ポンルゥアンローン氏は5日夜、タクシン元首相と離婚したばかりのポヂャマーン元夫人と子供達が香港発22:30スワンナプーム国際空港着のTG607便で帰国する事を明らかにした。
アリスマン氏によると、離婚に伴う財産関係等の法的手続の為の帰国ではないかという。
一方、民主主義市民連合系のプーヂャッカーン紙のサイトは、ポヂャマーン元夫人帰国の際にタイ国際航空のアピナン前会長の辞職に伴い会長代行に就任したノラハット・プローイヤイ空軍中将自らが空港へ出向かいに向かう可能性があると報じた。
同サイトによると、ノラハット空軍中将は、タクシン元首相と同じ士官学校10期卒業組で、同元首相が政界入りする前から同元首相付きの個人パイロットを務めていたという。
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同日22:30頃スワンナプーム国際空港に到着したポヂャマーン元夫人は、出迎えに現れた旧タイ・ラック・タイ党幹部やタクシン元首相の側近等と会うことなくバンコクのヂャランサニットウォンにあるタクシン元首相の私邸に向かった。また、ノラハット空軍中将も直々に出迎えに現れていたという。
ポヂャマーン元夫人に関しては、持ち株の移転に絡む脱税で実刑判決を受け控訴中だが逮捕状は発行されていない。
ネーション系のタイ語速報は消息筋の話として、ポヂャマーン元夫人の最初の任務はタクシン離れを進めていると指摘されているネーウィン・チットチョープ氏に対するプゥア・タイ党への合流の働きかけと次期首相選びの指揮であると報じた。
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