4日、プゥア・タイ党への入党手続きを終えた旧パラン・プラチャーチョン党ネーウィン派のチューウィット・ピタックポンパンロップ氏は、次期首相には社会対立を誘発しないプラチャラート党党首のサノ党首やルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党のチェーッター党首(スラユット元首相の前任の陸軍司令官)と言った中立的な人物が就くべきであると語り、現在最有力と見られているチャルゥム・ユーバムルン警察大尉やミンクワン・セーンスワン氏は次期首相候補として不適切との見方を示した。
また、チューウィット氏は、ネーウィン派が民主党と組んで次期政権の奪取を目指すとの憶測を否定すると共に今後会派に所属する議員が順次プゥア・タイ党に合流する事を明らかにした。
この発言に先立ち、ネーウィン派幹部のブンヂョン・ウォントライラット氏は4日午前、会派側が政界地図の塗り替えを画策しているとする各メディアの報道を否定した上で、次期首相は社会から受け入れられる社会対立を誘発しない人物で、また首相失職に繋がる憲法案件を抱えていない人物から選ばれるべきであるとする声明を発表していた。
最有力と見られるチャルゥム警察大尉、ミンクワン氏何れもカンボジアによるカオプラウィハーン遺跡の世界遺産登録を支持するとする声明の原文を承認した閣僚メンバーとして憲法裁判所の審理対象になっている。
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