4日、候補者登録を終えたバンコク知事候補のゲーオサーン・アーティポーティ氏は、エート・カラバオことユゥーンヨン・オーパーグン氏等で構成された政策チームを発表した。
政策チームでは、ユゥーンヨン氏が文化関連を担当する他、チュラーロンコン大学講師でタイPBS発足時に暫定経営会議議長だった事で知られ、また、2006年の上院議員選出選挙で当選を決めたものの、民主主義市民連合の活動に合流していた事を理由にタクシン政権の影響下にあった当時の選挙委員会から当選のエンドースを忌諱された事でも話題になったゲーオサーン氏の実弟のクワーンサラウォン・アーティーポーティ氏が公共事業関連、アピチャート・トーンユー氏が政治・公報関連を担当する。
元上院議員のゲーオサーン氏はタクシン政権打倒を標榜していた時代の民主主義市民連合に合流していた他、クーデター政権時代には国家毀損行為調査特別委員会委員に名を連ねていた。
尚、ユゥーンヨン氏は、サマック政権時代に活動を再開した連合とは距離をおいており、10月7日の強制排除後のコンサートでは「10月7日に半旗を掲げて」という曲の中でソムチャーイ政権と連合の両方から距離をおいている事を示唆していた他、連合による2空港占拠中にカーオヤイ国立公園で行われたコンサートでは連合はいらない、タクシンは貧乏人のヒーローだと発言していた。
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