私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが首都圏在住の2,722人を対象に行った調査で、47.3%の回答者がタクシン元首相の政治活動再開を宣言する為の電話出演によっても国民からの人気や尊敬の念に大きな変わりはないと回答する一方で、57.6%の回答者が同元首相が政治活動を中止すればより多くの人気、尊敬を得る事ができると回答していた事が明らかになった。
また、69.0%の回答者が憲法改正が情勢を最悪化の方向に導くと回答した。
一方、現在の社会情勢に関しては、最も多い82.6%の回答者が国民が王室に対する敬意を示した事に幸福感を覚えたと回答し、以下、依然政治情勢に懸念を抱いている(62.4%)、政治情勢にストレスを感じている(54.6%)、依然国内和解、一致団結の達成に希望を持っている(53.6%)、対立が激化していてもまだ民主主義体制に信頼を寄せている(53.3%)と続く結果になった。
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