私立バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールが、バンコク在住の有権者1,225人を対象にサマック前首相がバンコク知事だった時代に決定された消防車・消火船調達計画に絡んで不正を問われたバンコク知事のアピラック・ゴーサヨーティン氏が知事を辞任する意向を表明した後に行った意識調査で、69.2%の回答者がアピラック氏の辞任発表を自らの責任を示すもの、他の政治家に対して良い見本を示すもの、新たな政治規範をもたらすものである等の理由をあげ支持できると回答していた事が明らかになった。
尚、支持しないと回答した30.8%の回答者の多くが、裁判所による判断が下されるまで待つべきである、選挙予算の無駄遣いに繋がる等の理由をあげていた。
また、アピラック氏の辞任発表が民主党に対する支持率に与える可能性に関しては、支持率の向上に繋がると回答した者は僅かに16.7%に留まる一方で、半数を超える52.3%の回答者が影響を与えない、31.0%の回答者が支持率低下に繋がると回答した。
一方、アピラック氏が正式に辞任した後に行われるバンコク知事選出選挙に関しては、40.2%の回答者が民主党指名の候補に投票すると回答し、18.4%の回答者が民主党指名以外の候補と回答する一方で、まだ決めていないと回答した者が41.4%という結果になった。
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